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都市伝説に秘められた謎

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借金のためにマグロ漁船に

テレビ番組で、マグロ漁の光景が数多く放送されているので、どのようなものなのか知っている人も多いかもしれません。

ただし、テレビでよく取り上げられているのは、個人でマグロ漁をやっている漁師さんの場合です。

都市伝説で語られるマグロ漁漁船は、1度の航海で1年以上帰ってこないのが普通です。

マグロ漁船の都市伝説

借金が返せなくなり、債権者によって遠洋マグロ漁船に乗せられると言う都市伝説です。

遠洋マグロ漁船での仕事は、とても危険で過酷な上に、1度航海に出ると半年から1年は帰ってこられず、港に船がつくと逃げ出してしまうものもいるほどです。

その分高給取りで、借金の返済のために働かされるということです。

本当?嘘?

悩む

借金返済のために遠洋マグロ漁船に乗せられる……実際にある話なのでしょうか。

実は、昔は実際にあったことです普通の債権者ではないところから、借金をして逃げられず、船に乗せられてしまいます。

何の担保もなく、ロクに仕事をしていなくても、平気で債権者が数百万も一千万も貸し付けていた時代がありました。その返済ができなくなると、臓器を売るか、マグロ漁船に乗るか、選択を迫られます。

漁船に乗るとひたすら働かされ、いくら稼いだとしても、債権者の漁船への仲介料や、借金返済に充てられてしまい、船を下りても数千円しか手にすることができなかったと言います。

コツコツ働くよりも、一攫千金で稼げるので、この方法がとられていました。

危険と隣り合わせ

マグロ漁船に乗ると、1日に10時間以上働かされ、慣れない仕事のために、危険もともないます。

時化ると船は揺れ、釣り針が身体に刺さって大けがをすることもありますし、転倒して骨を折ったり、高波をくらって凍てつく海に投げ出されて、命を落とす危険もあります。

漁師として日頃から仕事で従事している人ならまだしも、借金返済のために素人が船に乗り込むということは、大変危険なことなのです。まして、債権者に拉致同然で連れて行かれてしまうので、家族にとっては大事件で、行方不明で捜索願いが出されることもあったようです。

何故都市伝説に?

実際に行われていたことですが、現在、表向きは行われていませんので、都市伝説になってしまいました。

現在遠洋マグロ漁船に乗るには、乗船資格をはじめとする、様々な資格、免許が必要で、知識や技術も必要になります。法律をきちんと守っていれば、現在では不可能です。また、輸入マグロの増加で以前ほど稼げなくなり、外国人労働者を雇うことによって、低賃金で済むようになってきています。借金を抱えているからと言って、わざわざ高賃金で日本人を雇わなくても済む時代になってしまったのです。

非合法で、債権者が多重債務者をマグロ漁船に乗せることもないとは言えないので、都市伝説として今でも語り継がれているのでしょう。

ただし、『マグロ漁船に乗せるぞ』と脅した債権者が、脅迫で逮捕された例もありますので、現在では殆どないと言ってもいいのかもしれません。

一攫千金を狙って

お金

遠洋マグロ漁船に乗ると稼ぎが良いと聞き、乗船に名乗りを上げてくる若者も多くいるそうです。

実際、原油高で経費がかさみ、マレーシアなどの労働者を低賃金で雇いっていて、日本人の乗組員は、有資格者数名のギリギリの人数で漁を行っている船が殆どです。

1度の航海で一千万を稼ぐというのは、すでに過去の話で、現在では平均300〜500万稼げればいい方だそうです。肉体的にも精神的にもきつい遠洋マグロ漁船に乗り、寄航する港も外国の港ばかりで、船が日本に帰るまでは逃げられません。

このような過酷な仕事でもやってみたいと思いますか?


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