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都市伝説に秘められた謎

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トイレの花子さん

アニメや映画にもなって超有名なトイレの花子さん。あまりにも親しみのあるキャラになっていましたが、実際に学校でトイレの花子さんをやったことのある人、けっこういるのではないでしょうか。

自分が小学生のときに大流行して、何度かやったことがあります。誰もが知っている都市伝説、学校の怪談系のお話しです。

トイレの花子さんの都市伝説

トイレの三番目に出るという説もあり、『三番目の花子さん』とも呼ばれます。

白いブラウスに赤いスカート姿、髪の毛はオカッパ頭をしています。1980年代から子供達の間で噂が広まり、放課後の学校トイレで試す小学生が続出しました。

校舎のトイレ、奥から3番目の扉を3回ノックし、『花子さんいらっしゃいますか?』『花子さん花子さん、出てきておくれ』と声をかけると、返事が返ってくる。

扉を開けると、赤いスカートの女の子に、トイレの中に引きずり込まれる。

花子さんを召喚するのに、手前のドアから奥のドアまで同じように呼びかけることを3回ずつ行うと、3番目のトイレで返事が返って来ると言う説もあります。

花子さんの人物像

トイレの花子さんは幽霊なのでしょうか。妖怪なのでしょうか。そもそも、どうして学校のトイレに出るようになったのでしょうか。ルーツとしていくつかのパターンがあります。

  • 頭がおかしくなった母親に追いかけられた少女が学校に逃げ込み、トイレに隠れたのが見つかって、ころされてしまった。
  • 休みの日に学校に遊びに来ていた少女が変質者と遭遇してしまい、校舎の中に逃げ込んでトイレに隠れたのだけれど、見つかってころされた。
  • 戦時中、学校の中でかくれんぼをしていた少女が、トイレの中に隠れていたときに空襲にあってしまい、命を落とした。

花子さんの人物像として語られているのが、1879年生まれ、牛乳が大嫌いで卓球部に所属していたと言われています。東京都のとある学校の体育館の裏に、花子さんのお墓があるとも言われています。

花子さんを呼んでみた

トイレ

私の小学生の頃の話。遠い記憶を辿って、トイレの花子さんを呼んでみた話をしましょう。

あれは小学校5年生の頃。学校ではオカルトなことが大流行で、同時期に口裂け女の噂に振り回されていました。

こっくりさんやキューピッドさんが流行ったのもこの頃です。

まず、途中で誰かがトイレに入ってこないように、見張りを立てます。下級生がトイレを使おうとやってくると追い返していました。今考えると、なんて意地悪な上級生だったのだろうと思います。トイレでは2人ペアになって三番目のドアに耳をつけ、

『花子さん花子さん。出てきてお〜くれ!』

と呼びかけて耳を澄まします。すると、かすかにトントン……と返事が返ってきました。それだけで大パニックだったのですが、今考えてみると、友人と背中合わせでドアに耳をつけていたので、もしかしたら虚言癖のあった友人がこっそりとドアを叩いていたのかもしれません。

あのときは本気で花子さんからコンタクトがあったと信じていましたが、今なら分かります。あれはきっと友人のノックです。

学校はホラー

学校という場所は、都市伝説や怪談話の舞台になりやすいと言えます。

昼間は大勢の子供達で賑わい、夜になるとその巨大な建物からは人気がなくなります。霊的なものや人の念などが渦巻き、様々な噂が生まれます。

学校七不思議などがいい例ではないでしょうか。普段は出入りしない理科準備室や、運動会のときにしか扉が開けられない用具室。私が通っていた小学校では、体育館横に体育用具室があり、更に地下に続く階段があって、ステージの下が運動会や学芸会のときにしか使わない用具を入れる場所になっていました。ステージの反対側に抜けるようになっていたのですが、いつも薄暗く、もちろん怪談話もありました。

子供と言うのは感受性が強く、また、集団ヒステリーも起こしやすいので、噂が噂を呼んで大事になることもあります。

トイレの花子さんも、そんな学校で生まれた怪談系の都市伝説なのでしょう。


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