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都市伝説に秘められた謎
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都市伝説って何?

都市伝説は、昔から現在まで伝えられているもので、都市化した伝説のことです。普通の伝説とは違い、『実際にあったことのように語り継がれている』もののことを言います。ですから、同じ都市伝説でも恐怖を感じるものもあれば、そうではないものもあります。

これまでは口々に伝えられたり、ラジオなどで放送されていましたが、テレビやインターネットなどでも広がるようになり、これまでとは違う広がり方を見せています。

ニュース性と真実味

都市伝説にはニュース性があります。何かの事件や出来事が元になっていたり、単なる地方の噂話であったりします。それが人から人へ伝わっていくうちに、創作なども加わり、作り話なのか真実なのかが曖昧になってきます。

信憑性があるけれども、う〜ん……どうなんだろう……と、なっていくわけです。人は疑問に思うことや恐怖を感じるものに魅了を感じます。語り継がれているうちに、もっともらしい様々なバージョンが生まれることもあります。それが更なるニュース性と真実味を持たせることになります。

だから都市伝説は飽きることがないし、誰もが興味を持つものなのです。

起源

火のないところに煙は立たぬと言いますが、都市伝説はどうやって生まれるのでしょうか。起源や根拠が全く分からないものもありますが、中にはそうではないものもあります。

カラス

例えば東京ディスにーランドですが、この施設に関する都市伝説は数多く存在しますが、『カラスの姿が見えないのは、施設のイメージを壊さないために、電波(あるいは電磁波)を流してカラスをよせつけないようにしている』という都市伝説があります。実際カラスを見かけることはほとんどないのですが、これは清掃が行き届いていて、園内にむき出しのゴミ箱もないため、カラスに荒らされないだけの話しです。ですが、このような都市伝説が信じられ、語られているのです。

また、ソニーの製品は、保証期限が切れたあとに故障するように設計、製造されているという噂ですが、そのような事実はなく、運悪く、保障期限後に故障したユーザーの不満や、ライバル企業の操作と言われていますが、これも都市伝説として語られている中の一つです。

伝播

都市伝説は一部のカルト集団などではなく、一般の人々の間で語り継がれています。都市伝説がいつまでも語られる要素として、『事実・真実』として語られているということです。

民話なども古くから語り継がれてきているものですが、こうした口承と決定的に違うのは、メディアが取り上げるということです。都市伝説の中には、なんの根拠もない噂を、新聞やテレビが報道してしまうことで、益々真実味を帯びてしまい、ただの噂が都市伝説へと発展していくことになるのです。

代表的なものでは、昭和50年代に口裂け女です。この都市伝説が全国で騒がれたのも、新聞や雑誌などで取り上げ、真実だとした小学生がパニックに陥ったこともありました。集団下校をする学校もあったほどです。

派生

都市伝説から様々な派生も生まれます。都市伝説を否定するものもまた、真実味が曖昧で、何が本当なのか分からなくなってしまうものもあります。

有名な話ですが、訴訟大国アメリカで、『とある老婆が濡れた猫を乾かそうと、電子レンジに猫を入れたら死んでしまった。電子レンジには猫を入れるなとどこにも書いていなかったので、老婆は電子レンジの製造会社を訴えて勝訴した』というものです。これには、『法律学の先生が、ジョークで言ったもの』『PL法を説明するときに使ったたとえ話』など、様々なことが言われていて、事実なのか都市伝説なのか、また、その出所も曖昧になってしまっているものがあるのです。

ただ、都市伝説は『ミミズバーガー』などの例もありますが、殆どが誰かに迷惑がかかるものではなく、真実かどうかを考えて楽しめる一面も持ち合わせているものなのです。


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