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都市伝説に秘められた謎

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リカちゃん電話

女の子なら、誰もが幼い頃に一度は遊んだことのあるリカちゃん人形。そのリカちゃんの声が聞けるテレフォンサービスが、1968年から開始されています。

開始されたきっかけというのが、リカちゃん人形を販売しているタカラ本社に、小さい女の子から、『リカちゃんはいますか?』という電話が入ったことがきかっけでした。それからタカラでは、リカちゃんの専用回線を開いて、多くの女の子にリカちゃんからのメッセージを届けてきました。

そんなリカちゃん電話の都市伝説です。

リカちゃん電話の都市伝説

電話

女性であれば、小さい頃にリカちゃん電話に電話をしたことがあるのでは? 

リカちゃんの声も広く知られるようになり、何度も何度もかける女の子もいたでしょう。そんなリカちゃん電話の都市伝説なのですから、比較的新しい都市伝説とも言えるでしょう。

他の都市伝説もそうであるように、リカちゃん電話の都市伝説にもいくつかのバリエーションがあります。

一人で家の留守番をしていた女の子がいました。いつもリカちゃん人形で遊んでいた少女は、リカちゃん電話のことを思い出し、かけてみることにしました。

実際にかけてみるのは初めてでドキドキします。リカちゃん人形の箱に書かれている番号をわくわくしながらかけてみます。

『もしもし。私リカちゃん。お電話ありがとう。今おうちにいるの。これからお出かけするところよ。』

思ったよりも短い内容に、少しガッカリしました。もう少しリカちゃんの声が聞きたかったのに…。そこで女の子は、もう一度電話をかけてみました。

『もしもし。私リカちゃん。お電話ありがとう。今お出かけ中なの。』

さっきと内容が違います。かけるたびに内容が変るのだと思った女の子は、喜んでもう一度かけてみました。

『もしもし。私リカちゃん。お電話ありがとう。今、あなたの家の前なの。』

女の子は驚いて急いで電話を切り、まさかと思い、恐る恐る窓の外を伺いました。そこには何もいませんでした。なんだ。聞き間違いか、あくまでもテレフォンサービスのセリフの一つでしかないんだと思い、部屋に戻りました。戻るのを待っていたかのように、電話のベルが鳴り響きます。女の子は驚きましたが、きっと母親からだと思った女の子は受話器を取りました。

そこから聞こえてきたのは母親の声ではなく、さっきまで何度もかけて聞いていた声でした。

『もしもし。私リカちゃん。今あなたの後ろよ…。』

両親の仕事の都合で、遠くに引っ越すことになった女の子がいました。

引越しの荷物を整理していて、それまで長いこと大切にして、一緒に遊んでいた、古くなったリカちゃん人形を捨てていくことにしました。

引越しをして荷物の整理もつき、ようやく新しい土地に慣れてきた頃、女の子に電話がかかってきました。

『もしもし。私リカちゃん。よくも捨ててくれたわね。同じ目にあわせてやるから!』

いたずらだと思って気にしないようにしていたのですが、それからも同じような電話が続きました。

『もしもし。私リカちゃん。今引越し先の県についたの。これから行くから。』

翌日には

『もしもし。私リカちゃん。近くの駅に着いたわ。待ってるから迎えにきてね。』

女の子は恐怖のあまり、そのまま電話を切ってしまいました。そして深夜、再び電話がなるのですが、怖くて電話に出ることができません。留守番電話に切り替わり、応答メッセージの後に、録音が始まりました。そう。あの声で。

『もしもし。私リカちゃん。どうして迎えに来てくれなかったの?でもちゃんと家も分かったし、今…あなたの後ろにいるわ!』

類似した都市伝説

電話

リカちゃん電話に類似した怪談系の都市伝説に、『メリーさんの電話』があります。メリーさんは外国製の人形で、引越しをするときに捨てられてしまいます。そしでリカちゃん電話同様、電話がかかってくるのです。最初は捨てられたゴミ捨て場から。そして近所のタバコ屋さんの角。徐々に家に近づいてきて、最期には『私メリーさん。今あなたの後ろにいるの』と言うものです。この都市伝説の派生として、振り向くところされる、刃物で襲われるなどがあります。オチがついているパターンもあり、電話を無視して出かけた女の子の後ろを半泣きでついてくる、住んでいるところが高層マンションで、メリーさんが疲れてしまってたどり着けなかった、玄関を開けなかったために、『開けてぇ…』と半泣きで電話をかけてくるなど、様々なオチがついています。人の形をしている物には魂が宿りやすいと言われているところから発生した都市伝説かもしれませんね。


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